FROZEN HOLIDAY 感想

観劇
作品紹介 | 雪組公演 『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
雪組公演 『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』の作品紹介をご紹介します。

ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイルの後には、更にハッピーなショー!

クリスマスとお正月をいっぺんに楽しめる詰込み型のショーでした。

オープニング、映像で始まるのがsensationalみたいだなと。

なんか個人的にアトラクションに乗ったみたいな感じがするんだよなー。

トップスター彩風咲奈がホテルの支配人で、次々とお客さんがやってくるという演出で幕開き。

足長支配人が足長すぎて着いてもチェックイン忘れるホテルね。

そして私たち客席以外のお客様の様子がおかしめ。

ドヤァで入ってくる女優さんみたいな人、イケ散らかしたサンタ(調教済トナカイ複数)、イケボすぎる神父(唾つけたシスターを添えて)、絶対緊急着陸したワノ国の人たち、そして迷惑客であろうギャタギャタDJ。

なんなんこのホテル(笑)

曲も楽しいけど設定も楽しくて、何にも考えずに出てきたものを味わっていくスタイル大好き。

私の愛する朝美絢は、ここから中詰めまでずっとサンタ。

さすがにもっと衣装チェンジしてほしかった。

ダボっとしたサンタ衣装に垂れた帽子可愛いけども。

まだサンタか~ってなったのでちょっと残念。

でも煙突から出てくる時に、でっかいキャンディーケーンを落としてあわあわしてたの客席も笑ったし、その直後の謎歌詞「俺とキャンディーケーン」に必要なのでハラハラしましたが、無事間に合いホッとため息がマイクに入ってたのも笑いを誘っておりました(笑)

ちなみに朝美絢の歌声で聞くクリスマスソングは聖なる感じではなく、色気づいたクリスマスとなりますのでご注意を。

途中のダンスバトルはセットがさみしい感じしたんだけど、トップコンビが昭和なスキーウエア風な衣装で、特に夢白さんの色味が「よくもまぁこんな色合わせを着こなせる人間がいたもんだ」って色(笑)

我が贔屓は飼いトナカイといちゃこらしてた。

イケボ神父もなんかエサ撒いてた。

その神父さん、クリスマスが終わって静かになった年の瀬にローブを脱いで華麗に爆踊り。

真っ白なヒラヒラしたお衣装が、和希そら氏のダイナミックかつ滑らかなダンスに映えてとても美しいシーンでした。

そら君が去って新しい雪組になる=新年の幕開けという流れ。

泣ける。

世の中が新年に変わりましたら、ホテルの装飾も従業員も一気にあけおめ状態。

和テイストの贔屓が美しすぎてよく聞く正月の曲歌ってたけど、歌詞をあまり覚えていません。

フランクワイルドホーンさんの楽曲では、雪の花という巨大な花のセットが開いていくんですが、その中に人がいたんですよ!

目立つ~と思ってオペラで見ましたが誰か分からず…プログラムで確認したら苑利 香輝くんという子でした。

さて、大問題の「超越雪祭男子」の場面ですよ。

まさかTMRevolutionと宝塚に親和性があるなんて、野口先生しか頭になかったでしょうね。

じゅんが最高にカッコイイし、そらとの掛け合いが良すぎて語彙力喪失。

この場面を楽しみにして来たといっても過言ではない。

ちょっと言い過ぎ。

チャラサンタもすっごい楽しみだった。

もうこの時点で割とおなかいっぱい体感5秒とはこのこと。

フィナーレはこれまたまさかのジブリ、ハウルの曲で歌う彩風咲奈の美しさよ。

ピンスポ大階段ありがとう。

退団者のそら君と咲ちゃんのデュエダンみたいなシーンから、銀橋1人の咲ちゃんでパレードに入ります。

退団発表があった後の観劇だったので、ザワつきはなくて当たり前ですが、これ初日に見た咲ちゃんファンはザワザワしまくったでしょう。

夢白さんファンもソワソワしたでしょう。

そら君ファンはこの扱いの良さに感動したのではなかろうか。

3番手でこの演出は泣ける。

総評として、頭使わずに見れて楽しいショーでした!

サンタになりすぎの贔屓で見た目飽きそうですが、フィナーレからの流れはとても美しい世界感でまとまっていて、前半のかちゃかちゃ具合も相まってこれぞ日本の慌ただしい年末年始!という感じでございました。

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